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私たちが大切にしていること
一般社団法人カメリアは、東日本大震災を「過去の出来事」や「支援の対象」としてではなく、社会が引き受けるべき「経験と判断の集積」として捉えています。
震災直後の生活で重要だったのは、物資や情報の量だけではありませんでした。そこには、事前に人と人がどのようにつながっていたかという「地域の関係性」が力を発揮しました。
カメリアは、復興を急ぐことや活動を増やすことを目的にしていません。
現地の暮らしに過度な負担をかけず、震災を経験した人たちの言葉や判断を、時間をかけて整理し、語り、次世代に引き継いでいくことを大切にしています。
現在、私たちの活動は、宮城県気仙沼市本吉町前浜地域の方々との、継続的で静かな関係性の上に成り立っています。活動の形は固定されていません。訪問や対話、学びの場は必要に応じて行われますが、「常に何かをしている状態」を目指してはいません。
私たちは、次のことをあらかじめ選択しないと決めています。
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活動回数や規模を成果とすること
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一般向けに広く消費されるイベント化
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現地に常時対応を求める体制づくり
カメリアの役割は、震災の記憶を風化させないことではなく、震災から生まれた判断や関係性を、次の社会が使えるかたちに整えることだと考えています。
この考え方に共感し、時間のかかる営みに価値を見出してくださる方と、静かに関係を結んでいければと思っています。
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